スマホ首って何?

きたおじさん

首のだるさ、肩のこり。もしかするとストレートネックが原因かもしれません。今回は、リハビリテーションの専門職としてストレートネック(スマホ首)に対し、自宅で簡単、一人で出来るセルフストレッチについてお伝えしていきます。

初めに、ストレートネックとは本来首の骨は緩やかなアーチ状ですが、スマートフォン・パソコンの見過ぎや普段の姿勢習慣が原因で首の骨のアーチが変化しストレートになっている状態のことを現します。(参考:特定非営利活動法人 日本成人病予防協会)

首の骨がアーチ状(ゆるやかなカーブをを描いている状態)であれば頭の重さ(体重の約10%と言われている)を分散させることができますが、ストレートネック(首の骨がまっすぐ)になることで首への負担が増えることになります。その結果首や肩、背中等の筋肉のコリ、痛み、血行不良を引き起こしてしまいます。

きたおじさん

では次に、どのようにしてストレートネックになるのか。その原因を知ることもストレートネックの改善に繋がるので、簡潔にまとめました。

① スマートフォンの触りすぎ!!
スマホ首と言われている通り、スマートフォンを操作しているときの長時間同一姿勢が一因とされています。同じ姿勢でスマートフォンの画面を見続けてはいませんか?

② 姿勢
猫背・反り腰といった姿勢の悪さが原因の一つとされています。日常的な姿勢の改善は根本的な問題解決に繋がるので意識して修正してみてください。

きたおじさん

最後に、実際にお家で出来る簡単!首のストレッチ方法を1つお伝えします

【手順】
①仰向けになります。
②二重顎になるように顎を引きます。
③顎を引いた状態で、床方向(または枕)に頭を押し付けるように力を入れます。
④3~4秒程度、持続的に首の筋を伸ばし続けます。

【注意】
息を止める状態になるので息苦しくなる前に中断してください。また痺れの症状が出る方や頸椎に疾患がある方はおやめ下さい。

きたおじさん

これを数セット行うことで、硬くなった首の筋肉をストレッチすることができます。

根本的な改善では、日頃スマートフォンを触るときや猫背等の日常的な姿勢を意識し正すことです。また首は肩や胴体、骨盤と繋がっているので肩甲骨を動かしたりと全身のストレッチを心掛けることも大切です。

是非、お試しください。