専門外来 心療内科外来
心療内科ってご存じですか?
「身体がだるい、めまいがする、動悸がする、頭が痛い、食欲がない、
お腹が痛い、体重が減った、眠れない」といった症状で病院を受診した
けれど、検査をしてもどこも異常がありませんと云われた方はおられ
ませんか?
このように器質的には異常が見つからなくても自律神経系の働きが
乱れることによって身体器官の機能が失調をきたしている場合にこの
ような症状が出てくることがよくあります。また下垂体機能異常、
甲状腺機能異常や副腎機能不全、更年期障害といったホルモンの
バランスに異常がある場合も同様の症状が出てくることが知られて
いますが、通常の検査ではこれらのホルモンレベルの検査までは
しないことが多く異常が見つからないことも多いのです。
今日のストレス社会の中では、さまざまな理由から不安や抑うつ症状が持続することによって、脳の慢性的な疲労をきたす場合も自律神経系を介してこのような症状が出てくることがわかっています。多くの場合、自分自身で自分が受けているストレスにさえ気づかないことも多いのです。
このような症状に対して、心療内科では心と身体の両面からアプローチして治療していきます。すなわち心と身体を分けて治療するのではなく、「心身一如」の考え方のもと、一人の人間としての患者さんに敬意を払いながらアプローチしていくのが心療内科の特徴といえます。
(副院長 椋田 稔朗)
例えばこのような相談をお受けしています
□ からだの病気はないのに、動悸がしたり、呼吸が苦しく
なったり、冷や汗をかいたり、手が震えたり、めまいや
ふらつきがあり悩んでいる。
□ 苦手な場面や緊張する場面では吐き気がして、吐きそうに
なるので困る。
□ 電車はバスや飛行機、エレベーターや狭い部屋、人が多い
ところ、会食、高いところなど苦手な空間は避けてしまうので、
困ることがある。
□ 自分は何か重大な病気に罹っているのではないかと心配になる。
□ 最近、憂うつで気がめいる。何をしても面白くなく、興味がなくなってしまった。
□ 些細なことでくよくよ考え込む。ついつい悪い方に物事をとってしまう。
□ 自分に自信がもてない。自分の欠点ばかりが目に付く。
□ 自分の判断が信用できない。もの事を決めることができない。
□ 本当は気にしなくてもよいと思うことでも、気になって確認してしまう。
□ 汚いものに過敏で、いろんなものが汚れているように感じて、必要以上に手洗いや消毒をしてしまう。
□ 自分の中の決まりごとにこだわってしまって、抜け出せなせなくなっている。
□ 人前で話す場面では、どきどきしたり、顔が赤くなったり、声が出なくなったりするので、悩んでいる。
□ 人付き合いが苦手。自分といると楽しくないのではないか、怒らせたのではないか等、
気を遣いすぎてつかれてしまう。
□ 他人との間で壁を作ってしまう。親しくしたいのにできない。
□ 友達とうまくいっていない。家族や夫婦がうまくいっていないと感じる。上司や部下や
同僚との関係で悩んでいる。
□ よくわからないけど学校(小・中・高・大学)に行けなくなった。原因に心当たりは
あるけど、解決できない、解決したはずなのに行けない。
□ 性について自分はおかしいのではないかと悩んでいる。
□ 恋愛で悩んでいる。彼・彼女との関係で悩んでいる。
□ 食事がたべられない。たくさん食べてしまう。太るのが怖い。
等々
(カウンセラー 林 祐造)
カウンセラーよりひとこと
カウンセリングを受けるということは特別なことではありません。
家庭や学校や職場等で、人は様々に変化する環境や情況に自分を合わせることを要請されます。その一方で自分らしく生きるために、自分を表現していくことを求められます。それでいて強い不安や葛藤を経験しないように工夫して生活しています。しかし、時にはうまくいかないこともあり、こころの健康を損なうこともあります。
カウンセリングでは、主にあなた(時にあなたにとって重要な人と共に)とカウンセラーが、もう一度、うまくいかない状況や持て余している気持ちを眺めなおして、お困りの事柄に対し、その対処法を探すお手伝いをします。
(カウンセラー 林 祐造)
スタッフ紹介
副院長 椋田 稔朗
昭和61年卒業
医学博士、
日本心身医学会心身医療(内科)専門医・研修指導医、
日本心療内科学会専門医、
日本内科学会認定内科医、
日本糖尿病学会専門医、
日本甲状腺学会専門医
カウンセラー 林 祐造
昭和62年卒業
臨床心理士、
医療心理士、
産業カウンセラー
心療内科外来 診療のご案内
外来完全予約制について
当科は平成20年12月、当院の新築移転とともに開設された診療科です。
診療科の特性から診療に十分な時間が確保するため、外来は完全予約制となっております。
下記の診療時間にご予約をとっていただきますよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
診療時間 (予約制)
午前 午前9時〜午前11時30分 (月)
午後 午後3時〜午後4時30分 (月、火、水、金)
※完全予約制となっておりますので、事前にお電話にて受付いたします。(075-781-5111)
※ご来院が予約時間を遅れますと、診察を別の日に変更していただく場合がございます。
お時間にはくれぐれもお気を付けください。
診療受付 (予約制)
月
火
水
木
金
土
日・祝
午前(9〜11時半)
○
○
○
休診
午後(15〜16時半)
○
○
○
○
カウンセリング受付 (予約制)
※カウンセリングを受けるには、まず先に心療内科の受診が必要です。
月
火
水
木
金
土
日・祝
午前(9〜11時半)
○
○
○
○
○
休み
午後(15〜16時半)
○
○
○
○
お腹が痛い、体重が減った、眠れない」といった症状で病院を受診した
けれど、検査をしてもどこも異常がありませんと云われた方はおられ
ませんか?
このように器質的には異常が見つからなくても自律神経系の働きが
乱れることによって身体器官の機能が失調をきたしている場合にこの
ような症状が出てくることがよくあります。また下垂体機能異常、
甲状腺機能異常や副腎機能不全、更年期障害といったホルモンの
バランスに異常がある場合も同様の症状が出てくることが知られて
いますが、通常の検査ではこれらのホルモンレベルの検査までは
しないことが多く異常が見つからないことも多いのです。
今日のストレス社会の中では、さまざまな理由から不安や抑うつ症状が持続することによって、脳の慢性的な疲労をきたす場合も自律神経系を介してこのような症状が出てくることがわかっています。多くの場合、自分自身で自分が受けているストレスにさえ気づかないことも多いのです。
このような症状に対して、心療内科では心と身体の両面からアプローチして治療していきます。すなわち心と身体を分けて治療するのではなく、「心身一如」の考え方のもと、一人の人間としての患者さんに敬意を払いながらアプローチしていくのが心療内科の特徴といえます。
(副院長 椋田 稔朗)