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四季報そよかぜ 2020年7月号

不安と折りたたみ傘

脳神経リハビリ北大路病院 カウンセリングルーム

公認心理師・臨床心理士 木場律志

 

この原稿を書いている6月初旬現在、ニュースは新型コロナウィルス一色で、見ているとどうしても不安になってしまいます。

 

ところで、カウンセリングでは、この『不安』の話になることが結構あります。(別にコロナとは関係なく)

たいていは「×××が不安なので困ってます」という話なのですが、話を聴いていると、「そりゃ不安にもなりますよねぇ」ということがほとんどです。

「病気で休職中なんだけど、前みたいに仕事に戻れるか不安なんです…」「リハビリしてるけど、本当に回復するのか不安で…」エトセトラ、エトセトラ。「その状況なら不安になるのが当然なんじゃない?」という話の多いこと、多いこと。

 

だからと言って、別に「不安なんて問題じゃないですよ」なんてことが言いたいわけではありません。だって、嫌なモンですから、不安って。

 

これは私の勝手なイメージなのですが、こういう不安って『折り畳み傘』みたいなモンなのかなぁ、という気がしています。

 

急なアクシデント(患者さんの場合、病気)に見舞われてビックリして、そこからもとの生活に戻っていく時って、突然の雨に降られてビショビショに濡れて、また外出しようとする時みたいなもので、そういう時って“またあんな目にあったら嫌だなぁ…”って思うから折りたたみ傘を持って出かける、っていう感じ。折りたたみ傘を持ってるからそのぶん重たいし、それって嫌なモンだけど、ない方がいいかって言われたら、もしまた同じ目にあったら役に立つよなぁ、っていう感じ。でも、それってずーっと手放せないわけじゃなくて、もう大丈夫そうだなってなれば置いていけばいいわけで、嫌なモンだけどそれまでは持ってた方がいいのかな、みたいな感じ。

 

どうです? 似てませんか? 不安と折りたたみ傘。

 

急なアクシデントみたいな感じで〆切直前に突然頼まれて、大して考えもせずに書いたこの原稿、こんなのでいいのかなぁ…。あぁ、やっぱり不安だな・・・

 

 

理事長推薦 日本のロック・フォーク・ポップス名盤
第1回 『ハレンチ』 ザ・フォーク・クルセダーズ
きたおじさん

今回から、こちらのコーナーでは

日本のロック・フォーク・ポップス名盤

をご紹介していきます。

今の若い方々には「日本のロック・フォーク・ポップス」と言ってもピンとこないと思いますが、理事長先生が若かった60年代から80年代にはJ-ROCKやJ-POPといったジャンルはありませんでした。これから数回にわたり、J-ROCK、J-POPのルーツとも言える理事長推薦の名盤をご紹介してまいります。

 

記念すべきオープニングを飾ってくれるのは・・

第1回目は、龍谷大学の加藤和彦、京都府立医科大学の北山修ら、京都の学生によって結成されたザ・フォーク・クルセダーズのデビューアルバムハレンチです。

このアルバムは1967年、アマチュア時代に制作されましたが、同年12月、同志社大学のはしだのりひこを加え、プロデビューしました。同アルバムからシングルカットされた「帰って来たヨッパライ」は大ヒットし、オリコンで史上初のミリオンヒットとなりました。私は当時4歳でしたが、その衝撃は今でも覚えています。デジタル機器のない時代に、テープのスピードを変えて録音するという革新的な方法で、斬新なサウンドを作り出しています。

ザ・フォーク・クルセダーズは、翌68年10月に解散してしまいますが、各メンバーはその後もそれぞれの分野で活躍し、北山修が作詞、加藤和彦が作曲し2人の連名で71年に発表したデュエット曲「あの素晴しい愛をもう一度」は、中学の教科書にも載るほど多くの人に愛されました。その後、北山修は精神科医としての仕事が中心となり、九州大学大学院医学研究院教授となりましたが、加藤和彦は精力的に音楽活動を続け、その後の日本の音楽シーンに多大な影響を与えました。少し大げさかもしれませんが、私は、ザ・フォーク・クルセダーズは日本のビートルズで、加藤和彦は日本のジョン・レノンだと思っています。

 次回からも、加藤和彦を中心に、京都にゆかりの深いアーティストの名盤をご紹介し、今も昔も京都が新しい文化の発信地であることを述べたいと思います。お楽しみに。

 医師・音楽療法士 岡田 純

きたおじさん
理事長ありがとうございました!「あの素晴しい愛をもう一度」は僕も口ずさむほど大好きな曲。次回はどんな名曲が紹介されるのかな♪とっても待ち遠しいね♡

 

医療事務というお仕事

医事課 主任  山口 信孝

 

医事課の医事とは、表題の通り医療事務を省略したものです。ほとんどの病院や医院等に医事課は存在しますが、一般の事務と医療事務に違いはあるのでしょうか。

病院や医院によって、医事課が担う仕事内容は異なりますが、当院では主に、受付・会計業務、請求業務、施設基準管理業務などを行っています。今回は受付・会計業務についてお話します。

病院を正面玄関より入りますと受付窓口があります。多くの来院された方は、先ず初めに医事課の職員が対応する事になります。来院される多くの方が不安や苦痛を抱えて来院されます。そういった方々に対し、少しでも不安を和らげ、出来るだけ判りやすい言葉で丁寧に説明して、疑問点を払拭できるよう、接遇を心掛けています。電話対応についても、ゆっくり丁寧にお答えする事を心掛けています。

会計業務について、一般の事務と医療事務で異なるものは、医療費の会計業務であると思います。医療行為については、国が定めた保険点数が設定されています。薬剤や検査、処置など物理的に行った行為や、診察や指導に関する精神的な診療行為に対して各々点数が設定されています。

これらの行為(特に指導に関する)については、算定の要件や基準が設けられているものがあり、その条件に合致するか判断して、1点=10円に換算して計算します。さらに患者さんの年齢や所得、公費や福祉医療等公的補助の有無などより、患者さんの負担割合や負担限度金額が設定されており、それぞれの患者さんに合わせてお支払いいただく金額を計算いたします。

計算ソフトを利用する事により、ある程度自動的に計算しますが、事務員が判断して算定する箇所はまだまだ残っています。ある程度知識が必要な仕事ですが、資格は必要ありません。
窓口ではこのような医療費等に関するお問い合わせについても、出来るだけ判りやすくご説明いたします。遠慮なく窓口にお声掛けください。

最後になりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により多くの方が不安に思われていると存じます。当院、医事課としましてもコロナ対策を講じると共に、患者さんの要望にも出来るだけ対応いたします。診察や薬の処方について、不安な点がございましたら遠慮なくご相談下さい。

 

★WELCOME TO 写真館

当院院長 岡田達也撮影による自信作です。皆様、素敵なコレクションの一部をどうぞご覧ください♪

①JR西日本、山陰本線 三保三隅―折居
➁JR西日本、山陰本線 周布―折居
③JR四国、瀬戸大橋線 坂出ー児島

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