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脳神経外科 脳神経内科 Q&A①

MRIとCTと二つの検査がありますが、大きな違いはどういったところなんでしょうか?

CTは、からだを透過したX線で画像を作ります。レントゲンと同じです。

MRIは、大きな磁石とFMラジオに使われているような電波を使って画像を作ります。

見た目はよく似た装置ですが、画像の作り方は全く違います。

MRIとCT、どのような使い分けをするのでしょうか?

緊急時の頭部外傷では、検査時間が短いCTの検査が優先される場合が多いです。

CTの原理は、レントゲンと同じと言いました。ですのでCTは、出血と一緒に骨折を確認することができます。

MRIは、早期の脳梗塞(拡散強調画像で確認)、微小な出血(T2*強調画像で確認)の検出が得意です。

当院では、どちらの装置もございますので、患者さんの状態に応じた選択が可能です。

MRI装置
CT装置

なぜ脳の検査にはMRIが多く用いられるのでしょうか?

まず、初期の脳梗塞の場合、CTに比べ明確に病変をとらえる事ができる事が挙げられます。

下の画像を見て下さい。頭を輪切りにした画像です。

どこが脳梗塞になっているか、わかりますよね。そうです。白くなっているところです。

脳梗塞の部位確認

これは頭にヘッドホンをするような向きに切った画像です。

MRIは、色々な方向から画像が作れます。これも、MRIの利点です。

拡散強調画像(冠状面)

また、CTで血管の画像を作るには造影剤を体内に注入しなくてはいけませんが、MRIでは、 造影剤なしで血管の画像を作ることもできます。一度の頭の検査で一緒に行えます。

MRA画像

その他にも、水の成分が見やすい画像、出血が見やすい画像、脳梗塞だけでなく、脳出血、脳腫瘍あらゆる疾患を見つけることができます。

T2強調画像
T1強調画像
FLAIR画像
T2*強調画像

MRIには造影剤の検査もあるとお聞きしましたが、普通のMRIと何が違うのでしょうか?

また造影剤検査と聞くと不安になりますが、リスクは高いものなのでしょうか・・・

院長

転移性脳腫瘍の可能性が高い場合、造影MRI検査が極めて有効です。

造影剤を注射で体内に入れる事以外は、検査方法は通常の場合と同じです。造影剤によるリスクですが、発疹・かゆみ・発赤・吐き気・悪心等軽度の副作用が起こる確率は1%以下。

血圧低下・呼吸困難・意識消失・腎機能低下等、重度の副作用が起こる発生頻度は1万人に一人。100万人に1人の割合で死亡に至る場合もあります。

しかし、CTに使用するヨード造影剤で死亡に至る場合が、20万人に1人である事を考えると、MRIで使用するガドリニウム造影剤は、比較的安全であると言えます。

 

MRIは当日撮影してもらえますか?

当日撮影が可能な場合が、ほとんどですが、事前にお電話にて診察の予約をしていただけますと確実です。

不安を抱えたまま過ごされるのは、大変辛いものです。頭痛、めまい、ふらつき、物忘れ等、少しでも気になる症状があれば、お気軽にお電話(075-781-5111)ください。

もし当日にMRI検査を受ける事になった場合は、どのような服装で行けばいいとか事前に気を付けておくことはございますでしょうか?

金属製の付属品がついている衣服やヒートテックは、熱を帯び火傷の恐れがあるため、検査着に着替えていただいています。

またお化粧は控えめにお願いします。マスカラや、濃いアイシャドウなどは金属を含んでいる場合があり、火傷や画像に影響をおよぼす恐れがあります。検査がスムーズに始められるようご協力をお願いします。

いわゆる、おしゃれ刺青があるのですが、MRI検査は受けられますか?

入れ墨の着色には金属材料が使われていますので、これも発熱によるやけどの可能性があるため注意が必要です。

しかし、その頻度は高くないため、様子をみながら撮像することがほとんどです。

検査中、熱く感じるなどありましたら、すぐにブザーでお知らせ下さい。即、検査を中止させていただきます。

 

頭痛・片頭痛外来(脳神経外科・脳神経内科)

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