3F病棟でお花見へ行きました!



 4月5日 3階病棟でお花見に行きました。今年の桜前線は早く近畿地方に訪れると予報
があり、出勤する時に目にする鴨川沿いの桜が細枝にたわわになるにつれ、間に合うか
心配していました。 しかし当日は前日の雨にもかかわらず満開の桜をみることができました。
 病院から疎水までの道は、すこし勾配を登るため患者さんに刺激を与えないよう
ストレッチャーや車椅子を押すスタッフの手にも力が入り汗ばんだようです。
折しも疎水沿いにある駒井家住宅が春の特別公開をしていると、参加する御家族に教え
ていただきました。 
駒井家住宅とは、疎水沿いの一角の閑静な住宅地にあり、比叡山が一望できる庭を広く
設けた昭和初期の洋館建築です。動物遺伝学・分類学に大きな功績を残された京都大学
名誉教授・駒井卓氏の私邸で、1998年昭和時代の住宅建築として初めて京都市指定
有形文化財に指定されたそうです。 「どこへ旅しても北白川に帰らねば落ち着かぬ」と
博士がこの家と北白川を愛されていたことが伝わってきます。
今回は、そこまで足を伸ばすことができませんでしたが大きな一本桜の下で記念撮影しま
した。 普段閉眼されている方も瞬きされたり、スタッフが「さくら」を歌い出すと言葉が少なく
なってきた方が一緒に口ずさんだりと病床を離れて外へ行き、太陽の光を浴び、風を感じ、
生きる歓びにつながれば私たちスタッフも励まされます。病床で見せていただいている顔と
違い、いい表情をしてくださるのを垣間みると温かい気持ちに包まれます。
春の日差しも心地よく、ひと時の安らぎを感じながら患者さんも御家族もスタッフも、また
行きたいと桜の花びらをつけて笑顔で帰ってきました。巡りくる季節と共にまた桜咲く春が
来るのをみんなで待ち続けたいと思います。





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